お返し。
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もうすぐ梅雨も明け暑い季節が到来です。
夏は何かと「お返し」の季節でもあります。
神仏へのお賽銭というお返しについて少し考えてみました。
お賽銭とは、お米がお金に変化したもの。
「賽」は福を受けたことへの感謝という意味。
自分の願いを叶えて頂くためへの対価ではない。
かつて豊作祈願の返礼として収穫出来た米の一部を
洗って「洗米」を神前に撒いて納めた。
これを「散米」という。
のちにお米がお金に代わって「散銭」更に「賽銭」
へと変化したようです。
つまりお賽銭とは、願い事が叶えられたときに
その成就度に応じてお返しをするもの。
仏様に対しても同様。
叶えられて得たものを「ご利益」。
利益は人が生むものですが、「ご」が付くと
人知を超えた力への畏敬が含まれる。
その畏敬もまた人が生むもの。
観音様など最初は人間と同じで顔が一つ、
手が二本だった。
多くの願いを聞くため顔が11面に増えたり、
手が千本になったり、その手に目がついたりした。
人の欲望が仏を強化したともいえそうです。
しかし自分の願いを叶えるのは、自分の努力。
その努力に応じて神様や仏様は福を与えてくださる。
その福をお返しするのが、お賽銭とお供えということになります。
神社仏閣を詣でた際、私は、
自分の住所・氏名・生年月日を名乗り
「いつも応援、お助け、ご助成を賜り誠に有難うございます」
と、御礼を述べるだけにしております。
もちろんお賽銭を出しますよ~。
皆様はどうされていますか。
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